受動喫煙と虫歯

こんばんは、助手の長崎です

ここ数日、秋雨前線の影響で

毎日雨が降っていますね

早く秋晴れが見たいものです

 

さて今日は面白い新聞記事を

見つけたのでご紹介します

 

今年の５月４日毎日新聞の東京朝刊の記事です

今までさかなか歯科でも喫煙と虫歯の関係に

ついてはお話ししましたが今回は

「受動喫煙と虫歯」の関係です

 

分煙が難しいとされる家庭での喫煙。

田中司朗・京都大准教授（薬剤疫学）らが

神戸市の母子検診データを元に研究したもので

妊娠時と出産後４ヶ月時点の母親や家族の喫煙状況、

さらに子供の１歳半、３歳時点の歯科検診結果を

解析した結果、喫煙者のそばにいる子供は、

喫煙者のいない家庭の子供より、

２倍虫歯になりやすかったそうです

推測としては

「タバコを吸うと唾液の分泌が減ったり、

粘膜に炎症が起きたりして歯周病になりやすくなる。

受動喫煙の子供の虫歯が増えるのもそれと似た理由では」

とのことです。

 

まだ医学的根拠はないにしても、

統計としてみるだけでも因果関係がありそうですね

禁煙をお考えの皆様は是非参考にしてみてください

 

では最後に今週のお花を

お花は秋らしくリンドウとケイトウが入っています