歯のマメ知識 光学印象について 2025.07.07 植田 裕美子 みなさんこんにちは☺️ 堺市 北区 北花田 さかなか歯科 歯科助手の植田です🐳✨ 早くも猛暑の日々が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?😵😵 当院へのご来院も暑くて大変かとは思いますが、なるべく涼しくしてお待ちしております!! ウォーターサーバーもございますので、たくさん活用してくださいね☺️‼️ また、空調が暑すぎたり寒すぎる場合は調整が可能ですので我慢せずにすぐにスタッフまでお伝えください🥹 さて本日は光学印象(デジタルで行う型取りのこと)についてお話しさせて頂きます! 光学印象とは? 従来の歯の型取りとは異なり、口腔内を専用のカメラでスキャンをして3Dデータをデジタルで採取する型取りの方法のことを言います! 専用の機器を用いて、レーザーなどの光を照射して歯の位置や歯の噛み合わせなどを計測していきます! 光学印象のメリット 患者様の負担軽減 従来の型取りは、ドロっとしたピンク色の粘土のような材料を使いお口の中に入れて、固まるまで待つ必要があります。そのため、嘔吐反射が強い方(オエっとなりやすい方)にはとてもしんどく、辛い治療だと思います。 光学印象ではそういった嘔吐反射への負担を軽減することができ、不快感を少なく型取りが可能になります!! 高精度なデータ取得 デジタルデータで取得するため、より高精度な技巧物(つめものやかぶせもの、マウスピースのこと)を作成することが可能です!! 無駄のない治療 データで型取りをすることでわざわざ技工士さんに採取した模型を郵送することをせず、データで送信することが出来るので素早く製作に取りかかる事ができます。また、その分の輸送にかかる費用や資源、模型を作成するための資源を節約することが出来るので、環境的にも無駄がなく適しています!! 患者様との情報共有 矯正などでは、3Dデータを患者様にみてもらいながら現状や想定の完成形を確認して頂くことが出来るので、患者様も安心して治療を受けることが可能です!! 光学印象のデメリット 導入コストがかかる 専用の機器などが必要になるため、導入している医院さんも限られてくることがあります。 使用できる症例に制限がある 光が届きにくい部分や、金属などの材料によっては使用出来ないことがあります。 操作の習熟 歯科医師や歯科衛生士が光学印象の専用の機器の操作に習熟する必要があります。 当院での使用例 当院では、 ◉マウスピース矯正 ◉インプラント関連の補綴物、技巧物 ◉CAD/CAM冠の補綴物 以上の際に、この光学印象を使わせて頂いています! 💡また、歯科医師である院長だけでなく歯科衛生士もこちらの光学印象は操作が可能です。患者様に負担をかけないようスキャンが出来るよう日々訓練しています☺️ 最後に 今後、光学印象を目にすることも増えてくるかと思います!また、新しい情報やシステムを導入した場合は皆様にもご案内させて頂きたいと思いますので、こちらのブログや当院のInstagramをご確認くださいね☺️💚 この記事を書いた人 歯科助手 TC リーダー 植田 裕美子 YUMIKO UEDA