歯のマメ知識 うがい薬について💊 2022.09.01 植田 裕美子 こんにちは!! 堺市 北区 さかなか歯科 助手の植田です☺️ まだまだ暑い日が続いておりますが、 皆様いかがお過ごしでしょうか? 当院では、新型ウイルス🦠が流行してから、診療前に皆様にうがい薬を使用してうがいのご協力をお願いいたしております。 本日はそのうがい薬のご紹介と、うがい薬の違いについてご紹介させて頂きます✨ コンクール 当院では、こちらの「コンクール」といううがい薬を使用しております! 効果・効能 ◉虫歯の発生、および進行の予防 ◉歯肉炎の予防 ◉歯槽膿漏の予防 ◉口臭の防止 特徴 お口の中の虫歯菌や歯周病菌を殺菌し、口臭防止に効果的な洗口液です。 刺激が少なく、後味スッキリのミント味です! 高い殺菌力 コンクールに含まれるグルコン酸クロルヘキシジン(殺菌剤)は、虫歯、歯周病、口臭の原因となる細菌の繁殖を最大12時間抑制します! グルコン酸クロルヘキシジンの作用 ①殺菌作用 細菌の表面に殺菌成分が付着し、虫歯や歯周病菌を破壊💥 ②細菌の付着抑制 歯の表面・粘膜に殺菌成分が付着し、細菌の付着を防止💥 お得な濃縮タイプ コンクールは水で薄めて使用する洗口液です! 原液使用の洗口液と比べて1回あたりのコストが安く、長く使えます✨ 新型ウイルスへの効果 このように、虫歯や歯周病菌などの予防やお口の細菌の殺菌にとても効果のあるコンクールですが、新型ウイルス🦠に対して効果があるという根拠はございません。 しかし、かぜやインフルエンザは、ウイルスが細胞へ付着することを防ぐことで予防効果があります。新型ウイルスも同様のタイプのウイルスであるため、虫歯や歯周病予防を含むお口のケアは、かぜなどのウイルスの予防にもつながると考えられています😳 その他のうがい薬について 市販でもよく販売されてる「イソジン」は新型ウイルス流行直後に一時期話題になりましたよね🤔このイソジンは、同じうがい薬でもコンクールとは成分が違います! イソジンの主成分はポビドンヨード(PVPI)というもので、ウイルスや細菌などによる感染症の予防のため世界中で使われている殺菌消毒剤の有効成分の1つで、強い殺菌効果があります! 高い殺菌力があるので、感染症予防には適しているかもしれませんが、殺菌しすぎてしまうこともあるのでお口の中が荒れてるときなどには使用をあまりお勧め出来ません。 お口の中が荒れてる時などはコンクールでのうがいが効果的な場合もあるので、目的やそのときの状況により、使い分けて頂くのがいいかと思います☺️ お口の荒れが気になるときはまずは一度歯科を受診して頂くことをお勧めいたします! 最後に 今回は当院でも使用しているコンクールについて詳しくお話しさせて頂きました☺️ コンクールは当院でも販売しておりますので、気になる方は是非スタッフまでお声がけ下さい✨ この記事を書いた人 歯科助手 TC リーダー 植田 裕美子 YUMIKO UEDA