さかなか歯科|堺市北区北花田の親子で通える歯医者さん(小児歯科・予防歯科・審美歯科・インプラント)

スタッフブログ

歯のマメ知識

子供も歯ぎしりをしている?

坂中 亜衣

こんにちは!さかなか歯科の衛生士の坂中です😊皆さん、お盆休みも終わりいかがお過ごしでしょうか。

長雨に続き、コロナ感染も拡大し憂鬱なニュースが目立ちますが、こんな時こそ心身共に前向きにいきたいですよね。

さて、今回は子供の歯ぎしりについてお話したいと思います☝️

歯ぎしりは、寝ている間に歯と歯をこすり合わせてギリギリガリガリと音を立てたり、歯を噛んだりカチカチと音を立てます。音がないくいしばりもあります。子供と寝ていて物凄い音がしてきたら、皆さん驚いてしまいますよね。子供の歯ぎしりの原因は一体何があるのでしょうか。

子供の年齢別歯ぎしりの原因

赤ちゃんの歯ぎしりは?

歯が生え始めることにあるようです。

生え始めた歯のかみ合わせを調整するために、安定する顎の位置を探している状態です。

また、顎を動かす事で顎の力を強くする効果があるとされています。

幼児期~学童期の歯ぎしりは?

乳歯が生え揃ってきます。奥歯に違和感を感じたり、かみ合わせが気になる事でも歯ぎしりをします。永久歯が生え変わる頃になると、かみ合わせが安定せず、かみ合わせを調整しようとして歯ぎしりをしているのではないかと考えられています。

子供の歯ぎしりは歯の影響が考えられます。歯以外では、子供に限らずストレスなとが原因となる歯ぎしりもあります。

歯ぎしりが及ぼす影響

歯が生えてきたり、歯が生え変わる時期の歯ぎしりは、正常に成長している証でもあります。しかし、永久歯が生えてきても酷い歯ぎしりが続くようであれば、当然歯も摩耗しますし、歯が破損することだってあります。

強い力が歯根にも加わり続ける事で、歯がぐらついてくる事もあります。神経に炎症を起こしたり、知覚過敏や歯周病を引き起こす事だってあります。

また、歯に限らず顎にも強い負担が加わり、酷くなると顎関節症を引き起こす事もあります。

歯ぎしりの対処法

歯ぎしりに対しては、自宅で出来るケアと歯医者での治療とあります。

自宅では

自宅で出来るケアとして大事なのは、よく噛んで食事をする事です。柔らかいものばかり食べたり、よく噛まない子供は歯ぎしりをする子が多いのです。よく噛んで食事をすれば、顎の力も鍛えられます。よく噛まなければ、かみ合わせに影響したり、顎の成長も遅れます。食生活の見直しは自宅で出来る大事なケアです。

お子様の食事での食べ方を時に観察し、「よく噛んで食べようね。」「奥歯を使ってしっかり噛むんだよ。」「一口量は少なめに、沢山ほおばって食べないでね。」など声かけなども行ってあげて下さい☝️

また、ストレスが原因の場合もある為、子供のコミュニケーションを増やし、リラックスできる家庭環境にしていきましょう✨

歯医者では

歯医者が行う治療は、就寝時にマウスピースを使用する方法があります。保険が適用されれば、種類により3000~5000円で作成できます。また、かみ合わせが原因となる場合は歯列矯正をする事もあります。あまり歯ぎしりが続くようであれば、歯やかみ合わせの状態を歯医者で診てもらう事をおすすめします☝️

この記事を書いた人

歯科衛生士 主任

坂中 亜衣 AI SAKANAKA

前の記事へ
効果的に虫歯や歯周病を予防しましょう