さかなか歯科|堺市北区北花田の親子で通える歯医者さん(小児歯科・予防歯科・審美歯科・インプラント)

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歯のマメ知識

むしばになりやすい人の特徴!心掛けることとは?

木村梨奈

皆さんこんにちは⛄️🌟

堺市北区北花田 医療法人幸優会さかなか歯科 歯科衛生士の木村です🕊️

 

「歯磨きをしているのに、虫歯になるのはなぜ?」「虫歯になりやすい人はどうしたらいいの?」と悩む人は多いです。丁寧な歯磨きを心がけているのに虫歯になると「歯磨きしなくても同じなのでは」と思うこともあるでしょう。

 

今回は、虫歯のメカニズムや虫歯になりやすい人の特徴、日常生活で注意できるポイントについてお話していきます🦷

虫歯のメカニズム

1. 食べカス(特にショ糖)が口腔内に残る

2. 虫歯菌(ミュータンス菌)がショ糖を餌にしてプラークを形成する

3. プラークが歯に付着し、プラーク内で虫歯菌が繁殖する

4. 虫歯菌が排出した酸が歯を溶かし虫歯となる

虫歯を防止するポイント

虫歯を防止するためは、下記の3つを意識しなければなりません。

・虫歯菌の増殖

・ショ糖の摂取

・歯質の強化

 

虫歯菌の餌になるショ糖の摂取を控えれば、虫歯菌が活発になることを抑制できるでしょう。また、食後すぐに歯磨きをすることで、虫歯菌の増殖を抑え虫歯菌が形成したプラークが歯に長時間付着することを防げます。

 

さらに、簡単に脱灰しないように歯質を強化することも大切です。

虫歯になりやすい人の5の特徴

①ダラダラと飲食する

ダラダラと飲食する癖がある人は、虫歯になるリスクが高くなります。長い時間をかけてお酒を飲む、何かを食べながら仕事する、間食が多い、ジュースを頻繁に飲むなど、口内が酸性になる時間が長いと虫歯になりやすいでしょう。

②歯磨きが正しくできていない

歯磨きが正しくできていない場合、同じ部分を磨き残しているかもしれません。歯磨きの仕方には癖があり、磨きやすい部分と磨きにくい部分があるからです。

歯磨きの際に避けるべき行為は、以下のとおりです。

 

・歯磨き粉をたっぷりつける

→歯磨き粉には発泡剤が入っているものが多く、たっぷりつけると口の中が泡で満たされます。泡が邪魔してしっかり磨けていないのに、清涼感があるため磨けたような気持ちになりやすいのです。歯磨き粉は、歯ブラシの先に少しだけつけて使用してください。

 

・力を入れて磨く

・歯ブラシを大きく動かす

→ 力を入れて磨く、歯ブラシを大きく動かして磨くなどすると、汚れは落ちません。優しい力で、小さく動かしましょう。

 

・同じ部分を磨く

→ スマートフォンやテレビを見ながら磨くと、同じ部分を磨く確率が高くなるでしょう。

 

・合っていない歯ブラシを使う

→ 歯ブラシの形が合っていない場合は、磨き残しが多くなります。

③ 糖分の多いものを好んで食べる

虫歯から歯を守るという観点で考えると、ショ糖を多く含むものを好んで食べることは避けたほうがよいでしょう。虫歯になりやすい口腔内環境を作り出すことになるので、過度に摂取しないでください。

④ 口呼吸をしている

口腔内は、唾液で適度に湿っています。唾液には、口の中をきれいにする自浄作用だけでなく、虫歯を防ぐ作用や抗菌作用があります。

しかし、口呼吸の人は口が乾燥し、唾液の作用が十分に作用しません。そのため、虫歯菌が活発になるのです。

⑤ 歯並びが悪い

歯並びがガタガタした部分に食べカスやプラークが溜まりやすく、虫歯になるリスクが高くなります。

虫歯にならないために心がけること

・正しい歯磨きの方法を身につける

・時間を決めて食べる

・口呼吸を改善する

・フッ素入りの歯磨き粉や、洗口液を使用する

・定期検診を受ける

 

この記事を書いた人

歯科衛生士 リーダー

木村 梨奈 Rina Kimura

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