歯のマメ知識 歯周病とタバコの関係 2016.11.13 さかなか歯科 こんにちは、歯科衛生士の武永です この週末は気温が上がり、過ごしやすかったですね 山登りに行きたくなる時期です ちなみに私は先日、明け方の竹田城跡に行ってきました 生憎、雲海は見えずでしたが… さて、今回は『歯周病とタバコの関係』についてです まず歯周病とは、歯垢(プラーク)の細菌によって歯ぐきが炎症を起こして歯を支えている骨を破壊していく病気です。 予防する為には原因となる歯垢を歯ブラシやフロス、歯間ブラシ等で落とすようにすることですが、実はそれ以外に歯周病を増進させてしまう因子があるんですね その因子というのがタバコです 具体的にどのような悪影響があるのかというと、、、 タバコのニコチンによって、歯ぐきの血管が収縮してしまい歯ぐきへ栄養や血液を送りにくくなります。 また、血管の収縮により歯周病の自覚症状の一つ「歯磨きで歯ぐきから出血する」ことが抑制され、歯周病の発見が遅れてしまいます 歯周病菌と戦う白血球の機能が低くなります 歯と歯ぐきの境目の中の酸素が不足し、酸素を嫌う歯周病菌が繁殖しやすくなります このように、タバコは気付かないうちに歯周病を進行させてしまいます タバコには全身への悪影響もたくさんありますよね。 また、喫煙者は 味覚を感じる能力が低下し、味覚が衰えたり、 抜歯をした後の治りが悪くなったり、 吸わない人と比べて何倍も歯を失いやすくなったり、 口臭も強くなっていってしまいます からだにいいことはひとつもありません。 現在喫煙中のかたも少しずつ減らせていけたら良いですね さいごに今週のお花です こちらが受付 こちらが個室のお花です 最近はお花が長持ちしてくれるのでうれしいですね この記事を書いた人 公式 -Official- さかなか歯科