歯のマメ知識 キシリトールとリカルデントの違い? 2016.10.11 さかなか歯科 こんにちは、衛生士の武永です 最近CMなどでも耳にする、キシリトールリカルデント むし歯予防の成分として、ガムなどに含まれているのですが、みなさんはその違いってご存知ですか? 今回はむし歯予防の豆知識をお話します まず、キシリトールとは.. ・白樺などの樹木から採取された成分を原料とする天然の甘味料です ・砂糖に近い甘さで、カロリーは砂糖の3/4 ・甘味料ですが、砂糖のように酸をつくり、歯を溶かしていくことはありません キシリトールは虫歯菌に働きかけることがないので、お口の中の細菌が酸を作ることができなくなるのです。 →むし歯の原因となる酸をつくりません またむし歯菌(ミュータンス菌)の発育をおさえ、減らします。 リカルデントとは.. ・カルシウムの入った牛乳タンパクの一種、ガセインから作られています ・天然由来成分 CCP-ACP ・歯のエナメル質がカルシウムを取り込みやすくし、再石灰化(歯をかたく強くしてくれる力)を促進します リカルデントは歯の成分であるカルシウムやリン酸を取り込み、再石灰化することで、酸に対する抵抗性を高めます キシリトールは 『むし歯菌のはたらきを抑制し、菌の数を減らしてくれる』 リカルデントは 『歯の再石灰化を促進し、むし歯の抵抗力を高める』 どちらもむし歯予防への効果があるので、普段の間食の一部をガムに変えてみませんか? 最後に、先日O様からお菓子を頂きました カボチャのバウムクーヘンです みんなで美味しくいただき、すぐになくなりました。 O様ありがとうございます この記事を書いた人 公式 -Official- さかなか歯科