歯のマメ知識 歯間ブラシについて 2025.05.09 梶原端月 皆さん、こんにちは🍀 堺市北区北花田 医療法人幸優会さかなか歯科 歯科助手の梶原です☺️ 暖かくなり、過ごしやすい季節になりましたね! さかなか歯科でお取り扱いしている歯間ブラシにLサイズが新たに仲間入りしました✨ この機会に、改めて歯間ブラシについてお話しさせていただきます👍 歯間ブラシは、歯と歯の間(歯間部)にたまったプラーク(歯垢)や食べかすを取り除くための清掃用具で、特に歯ブラシでは届きにくい部分のケアに効果的です。 ■ 歯間ブラシの基本構造 ・ワイヤー部分:金属またはナイロンでできた芯にブラシ(毛)が巻きつけられています。 ・ブラシ部分:毛は細かくて柔らかく、歯茎を傷つけにくい設計。 ・柄(持ち手):持ちやすく操作しやすい形状(L字型やストレート型など) ■ 歯間ブラシの種類 ・サイズ別(SSS~Lなど): 歯間の広さに応じて選ぶ必要があります。 無理に大きなサイズを使うと歯茎を傷つけるので注意。 ・形状別: ストレート型は前歯などまっすぐに入れやすく、L字型は奥歯の歯間に届きやすい。 ■ 使用方法(基本の使い方) 1 鏡を見ながら、歯と歯の間にゆっくり差し込む。 2 無理に押し込まず、軽く前後に動かしてプラークを除去。 3 歯間ごとに清掃していく。 ■ 歯間ブラシのメリット ・歯ブラシだけでは届かない部分の汚れをしっかり除去。 ・歯周病や虫歯の予防に効果的。 ・口臭対策にもなる。 ■ サイズ選びのポイント ・歯と歯のすき間に軽く抵抗を感じるくらいがベスト ! 無理なく「スッ」と入るけど、ブラシがしっかり接触する程度が理想です。 「抵抗なくスカスカ入る」→細すぎ(清掃効果が不十分) 「無理に押し込まないと入らない」→太すぎ(歯ぐきを傷つける) ・前歯と奥歯でサイズを変えるのもOK 前歯はすき間が狭いことが多く、小さいサイズ(SSS~S)を。 奥歯やブリッジ周辺は広めなので、MやLが合うことも。 ■ サイズが合わないときのリスク ・太すぎるサイズ 歯ぐきを傷つけてしまい、出血・炎症の原因に 長期的に使うと「歯ぐきが下がる」ことも 。 ・細すぎるサイズ 汚れが取れず、清掃効果がない 見かけ上は掃除しているが、歯周病のリスクが残る。 フロスとの併用もおすすめです✨ 特にすき間が狭い部分にはフロスを使い、すき間がある部分には歯間ブラシを使うと、より効率的なケアが可能です。 日々のケアを頑張って、いつまでも健康なお口の状態をたもっていきましょう💪 この記事を書いた人 歯科助手 梶原 端月 HADUKI KAZIHARA