さかなか歯科|堺市北区北花田の親子で通える歯医者さん(小児歯科・予防歯科・審美歯科・インプラント)

スタッフブログ

歯のマメ知識

噛むことは健康への第一歩🦵🏻

吉田 琴奈

皆さんこんにちは🌼

堺市北区北花田 医療法人幸優会 さかなか歯科の歯科衛生士の吉田です🐣

食べ物をよく噛んで味わうことを咀嚼といいますが、この作業は私たちが生きていく上でとても大切です🍀

健全な歯で食べ物をしっかり噛むことは、全身の健康維持に大きな影響があります。

「よく噛んで食べる」健康効果を見直してみましょう🧚🏻‍♀️

噛む回数が激減している現代人…

忙しくなった現代では、食事の時間を惜しんで、噛む時間が少なくて柔らかい食品が主流。

わすが半世紀ほど前と比べても、噛む回数の少ない食事になっています。

ところで、私たちは一回の食事でどのくらい噛んでいるのでしょう。

様々な年代の食事を再現し、その食事一回あたりの咀嚼回数を調べたデータがあります。

弥生時代と比べ、現代の咀嚼回数はわすが6分の1になっていることが分かります。

よく噛むことの8つの効果

➀肥満の予防に役立つ

よく噛んで食べると食欲抑制のメカニズムが働きます。

このことにより、食べ過ぎに自然とブレーキがかかり、ダイエット効果が生まれて生活習慣病の予防が期待できます。

➁味覚が発達する

じっくり味わうことができ、食べ物本来の味覚を感じることができます。

➂言葉の発音がはっきりする

口の周りの筋肉が発達し、言葉の発音もはっきりします。

➃脳の働きを活発にする

よ草噛むことで脳が刺激され、血行が良くなるため、栄養と酵素が十分に配給され、脳の機能が活発になる効果が期待できます。

また、日頃からしっかり噛んで食べている人は、脳が活発に働くため、注意力や集中力、バランス気力が高く保たれる可能性があります。

こうしたことから転びにくくなり、転倒、骨折から寝たきりになるリスクが軽減され、認知症の予防も期待できるかもしれません。

➄歯の病気を予防する

よく噛むと唾液の分泌が活発になります。

唾液にはお口の中を綺麗する自浄作用があり、汚れが溜まって有害な細菌の温床となるのを防いでくれます。

また、唾液には有害な細菌と戦うペルオキシターゼと呼ばれる酵素が含まれており、虫歯や歯周病の予防に繋がります。

➅がんを予防する

唾液に含まれる酵素には、食品中の発がん物質の発がん性を抑制する効果があるといわれています。

➆胃腸の働きを促進する

食べ物をよく噛み砕き、消化酵素が含まれた唾液と混ぜ合わせて食べることで、胃腸への負担を和らげて働きを活発にし、消化を助ける効果が期待できます。

➇全身の体力の向上

よく噛めば全身に活力がみなぎり、体力が向上します。

まとめ

ご自身の歯で噛めなくなれば、入れ歯やブリッジで噛めばいいと思われる方もいらっしゃるでしょうが、天然の歯と比べて、入れ歯は噛む力が40%程度しかありません。

ご自身の歯を長持ちさせることが、歯の健康であり、食事を楽しめることになりますので、意識的に噛むようにしましょう🌈

また、歯科医院で行う定期検診で、歯や歯肉の状態を歯科医師、歯科衛生士に確認してもらい、現状を把握することも重要になります🌸

心より御来院お待ちしております🌟

この記事を書いた人

歯科衛生士

吉田 琴奈 Kotona Yoshida

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