さかなか歯科|堺市北区北花田の親子で通える歯医者さん(小児歯科・予防歯科・審美歯科・インプラント)

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歯のマメ知識

口呼吸による口腔内への影響

木村梨奈

みなさん こんにちは😊

堺市北区北花田 医療法人幸優会さかなか歯科 歯科衛生士の木村です☃️

今回は”口呼吸による口腔内への影響”について、お話していきます🦷

口呼吸は、歯周疾患を含め全身の健康状態に悪影響を及ぼします。

ステインの原因

口呼吸では、口腔内が乾燥することにより唾液のもつ機械的洗浄作用と抗菌作用が失われてしまいます。そのため、きちんとオーラルケアをしてもミュータンス菌が増えてしまいます。さらに、空気に触れる歯と上顎前歯部の歯肉領域で唾液の保護的役割が低下し、歯肉炎症の発生率が高くなったり、ステインがつきやすかったりします。口呼吸は喉や気管支も乾かしますが、その前に口腔内も乾かしてしまうのです。

口を開けて寝ると不健康につながる

寝ているときは唾液が少なくなり、嚥下も見られなくなります。それに口が開いてしまえばロ腔内はどんどん乾燥し、人体に有用な作用は葬り去られてしまうでしょう。さらに気道狭窄により睡眠障害を引き起こすとなれば良いことは1つもありません。口呼吸で眠っているときの口腔内pHを測定すると鼻呼吸よりも低くなる(酸性に傾く)ことがわかっています。口呼吸は寝ながら口腔衛生を悪化させてしまいます。

このように口呼吸は口腔内へさまざまな悪影響を及ぼします。無意識にしていることが多いと思いますので、普段から少し意識してみるといいですね!

この記事を書いた人

歯科衛生士 リーダー

木村 梨奈 Rina Kimura

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