歯のマメ知識 定期検診はどんなことをする? 2022.04.05 植田 裕美子 みなさんこんにちは😃 堺市 北区 さかなか歯科 歯科助手の植田です😺🌸 暖かくなってきて、過ごしやすい日が続いてますね! みなさんいかがお過ごしでしょうか? さて、本日は歯医者で行う『定期検診』 についてお話しさせて頂きます✨ 継続して通って頂いている方も、通ったことがない方も、改めて定期検診とはどういったことをどういった目的で行っているのかを知って頂ければと思います🙋♀️✨ 定期検診の目的 まず定期検診の最大の目的は『予防』です! みなさん、「歯は痛くなったら治療する」と思っていませんか?しかし、ホームページの内容にもあるように、一度虫歯歯周病になった歯はもう二度と元の健康な歯と同じ状態に戻ることはありません。 生涯健康な歯でいるためには、悪くなった原因を探り出し発症を未然に防いでいく『予防』という根本的な治療方法が一番有効なのです!! また、近年では歯周病は心臓病や脳卒中、糖尿病など様々な全身疾患の原因に関連するということが分かってきています。 つまり、歯の健康を守ることはお身体の健康を守ることにも繋がるのです!!✨ どんなことをするの? では実際に定期検診ではどんなことをするのかをご紹介していきます☺️ ①歯茎の検査 歯科衛生士が専用の器具を使って、歯周ポケットの深さを測っていきます。 歯周ポケットとは歯と歯茎の間の溝のことで、歯周ポケットが歯周病の程度の目安となります😳 その他に、歯茎の出血があるかどうか、歯がぐらついてないかなどを確認し、その数値を記録していきます。その数値の経過を見て、患者様ごとに合ったアドバイスや歯周治療をしていきます。 ②歯のクリーニング、歯石取り 同じく歯科衛生士が専用の器具を使い歯の表面のクリーニングや歯石を綺麗を取り、歯を綺麗にします! 歯石は歯垢(プラーク)が固まって石灰化したもので、歯垢は歯ブラシで取れますが歯石は歯医者の専用の器具を使わないと取れません😣 そして一度綺麗に歯石を取っても、3ヶ月程度でまた付着していきます。(個人差あります)しっかり歯磨きをしているつもりでもご自身で完璧に磨くことは難しいのです、、、😢 ですので、定期的にプロに専用の器具でしっかりとクリーニングしてもらうことが重要になります! また、おタバコやコーヒーなどでついた表面の着色や汚れ(ヤニ、ステイン)なども専用の器具で落としていきます! クリーニング後はとてもスッキリしますよ✨ ③歯ブラシの指導やアドバイス 患者様に合わせて、歯ブラシやその他デンタルグッズ(フロスやタフトブラシなど)をオススメしたり、定期的に使い方を見直したり指導をしていきます。 当院では患者様の生活や環境に合わせた指導やアドバイスができるよう、普段からの何気ない雑談やコミニュケーションを心がけています☺️✨ ④フッ素塗布 フッ素はご希望の患者様に、自費で塗布させて頂いております✨ フッ素は虫歯を防ぎ歯質の強化に効果があります! ⑤虫歯のチェック 虫歯や歯が欠けたり問題がないかチェックします。定期的にレントゲンを撮ることで、目に見えない部分の虫歯もしっかりとチェックしていきます✨ 虫歯は痛みが出てからだと神経まで進行してることが多く、治療に回数や費用がかかります。歯の神経を取ってしまうと歯をたくさん削ることになりますし、歯の寿命が短くなってしまうため、痛みが出る前に早めの段階で見つけて治療することがとても重要です!!! ただ、痛みがないとご自身で見つけることが難しいので定期的に歯医者でチェックを受けることが必要になってきます😣✨ 定期検診によるメリット ◎虫歯や歯周病を早期発見できる ◎虫歯や歯周病のリスクを減らすことができる ◎虫歯や歯周病が悪化する前に早期治療できるので費用を抑えることができる ◎天然歯を長く健康に保つことができる ◎歯以外の身体の健康も守ることができる 最後に いかがでしたでしょうか? こういった内容を御来院頂いた患者様にお話しすると、定期検診の必要性や重要性を知らない方もたくさんいらっしゃり、びっくりされる方が多くいらっしゃるように感じます。 定期検診のことを知らずに悪化させてしまい、「もっと早く知りたかった」、「そんなことどこでも教えてくれなかった」など嘆く患者様も多数いらっしゃいます。 日本ではこの歯医者の『予防』という概念が海外に比べ、まだまだ広がっていないのが現状です。 私たちはそういった方々が少しでも減るように、歯医者の定期検診が普及していくことを願い、日々みなさまにこういったお話を積極的にさせて頂いております! この記事を読み、定期検診に興味を持たれた方は是非、ご連絡頂きご予約お取り頂ければと思います☺️✨ この記事を書いた人 歯科助手 TC リーダー 植田 裕美子 YUMIKO UEDA