さかなか歯科|堺市北区北花田の親子で通える歯医者さん(小児歯科・予防歯科・審美歯科・インプラント)

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歯のマメ知識

歯の根元、欠けてませんか?

鈴木 麻衣

おはようございます🎵

堺市北区北花田 医療法人幸優会 さかなか歯科 助手の高尾です。

もうすぐ3月も終わりますが、まだまだ朝晩は寒い日が続いていますね😷

さて、お口の中に起こる病気はさまざまありますが、今回はその中の一つの「くさび状欠損」という病気について説明いたします。

ちなみに英語の病名のWedge-Shaped-Defectの頭文字をとってWSD(ダブリューエスディー)ともいいます。

くさび状欠損ってなに?

くさび状欠損とは、歯の根元周辺(歯ぐきの上の辺りの部分)が局所的にえぐれてしまった状態になる病気のことをいいます。

このような欠損が起きる原因として大きく分けて2つの理由があります。

まず一つ目の原因は、

歯ぎしりによる過重な圧力

起きている状態で正しい姿勢で過ごしており、食べ物を噛んだり力を入れたりしていない状態の時は、通常、上下の歯は当たっていないのですが、日中ストレスのために歯ぎしりをしてしまったり、夜間睡眠中に無意識に食いしばりをしてしまったりして過剰に歯に噛みしめるエネルギーがかかると、歯の根元の部分のみがだんだんと削れてしまい、それが蓄積し、目に見て分かるような欠損としてでてくるようになります。

2つ目の原因は、

不適切なブラッシング

硬すぎる歯ブラシの使用や、粗すぎる研磨剤の入った歯磨き粉を使用したり、強すぎる圧力をかけたりした歯みがきなどを行うと、硬いエナメル質が薄かったり、歯肉退縮により柔らかい象牙質やセメント質が露出した歯の根元の部分からブラッシングにより削られていくようなことが起こります。

このような欠損が認められた場合、最も多くみられる治療法はレジンと呼ばれる樹脂でつめていく方法になります。

くさび状欠損は早期発見が重要!

徐々に進行するため症状だけでは気づきにくく、冷たい水や歯ブラシを当てた時にしみるようになる頃にはかなり大きくえぐれてしまっていることもあります。症状が強い場合には歯の神経をとる必要がでてきてしまったり、欠損が大きくなってしまったりした場合には歯が折れる原因になることもあります。

くさび状欠損の早期発見のためには、定期的な歯科検診が欠かせません。

気になる方は、ぜひ早めにご相談ください。

この記事を書いた人

歯科助手 T.C チーフ

鈴木 麻衣 MAI SUZUKI

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