歯のマメ知識 たばこと歯周病の関係について 2020.08.13 木村梨奈 みなさん、こんにちは☀️ 衛生士の木村です! 今回は、”たばこと歯周病の関係”についてお話していきます。 タバコが身体に悪影響を及ぼしていることは、よく知られている事とは思いますが、お口はタバコの煙が1番最初に通過し悪影響を受ける器官で、歯周病の危険因子の一つとして挙げられています。 タバコの煙には三大有害物質として、一酸化炭素・ニコチン・タールが含まれていて、その他にも200種類以上の有害物質が含まれています。 特に歯茎に対しては、ニコチンの血管収縮作用による影響が大きいと言われています。 *喫煙者の歯周病の特徴 ①歯茎の腫れが少ない ②ブラッシング時の出血が少ない ③歯周病の治りが悪く、予後も悪い 歯茎の腫れやブラッシング時の出血が少ないので、ご自身で気づかないうちに歯周病が進んでいることも多いです。 禁煙したいと考えている人は多いと思いますがニコチン依存が禁煙を難しくさせています。 禁煙のタイミング、きっかけをつかみ、できることから始めてみましょう! この記事を書いた人 歯科衛生士 リーダー 木村 梨奈 RINA KIMURA