歯のマメ知識 顎を正しく育成するには 2019.05.06 岡林 美有 こんにちは、岡林です。 今回は歯を抜かずにキレイに並べる方法をお教えします。 食生活の変化により顎が小さくなり、歯が並びきらずガタガタの歯並びの子が増えています 。 矯正の際、健康な歯を抜いてスペースを作り歯並びをキレイにする方法もありますが、歯を抜いてしまうと顎がさらに小さくなり舌をなおすスペースが十分に取れなくなるなどの問題が発生することがあります。 子供の顎はまだまだ大きくすることが出来る 矯正治療は、歯をキレイに並べるだけでなく歯や顎のバランスや噛み合わせが1番重要です。 歯を抜いてももちもん歯並びはキレイになりますが、歯を抜かなくてもキレイになるならできるだけ抜かないで治療する方がいいんです。 成長に合わせて顎を育成します 7〜8歳で上下の歯が入れ替わってきます。 成長ホルモンが、たっぷりと出ているこの時期に正しく顎を育成すれば歯を抜くことなく痛みや治療期間、費用を少なくすることができます。 ①装置を取りつけ、顎を広げてスペースを作ります。 ②ある程度広がったら、ワイヤーで歯を並べていきます。 ③スペースを永久歯が生え揃うまで維持します。 早めにご相談下さい 前歯が入れ替わる時期にガタガタの歯並びをそのままにしておくと、奥歯も悪い前歯に合わせて出てきます。 そうなると奥歯から治さないと前歯は直せなくなります。 早めのご相談をお待ちしております。 この記事を書いた人 歯科衛生士 岡林 美有 MIYU OKABAYASHI