歯のマメ知識 意外と知らない薬の服用時間 2019.03.07 岡林 美有 こんにちは、岡林です(╹◡╹) 今日は歯科にも関係する、お薬の服用時間の目安についてお話します。 なぜ服用時間が決められているの? はじめに、なぜ薬ごとに服用時間が決められているのかお話します。 理由としては服用時間によってお薬の効果が大きく左右されるからです。 一般的に食後に服用すると、食前に比べて食べ物の影響によって身体への吸収が遅くなり血液へ取り込まれる量の増え方も緩やかになります。 吸収が遅くなることによって、胃などの消化管への負担が少なくなるのです。 しかし、お薬の種類によっては吸収が早くなるものもあります。 お薬を飲む時は、服用時間に気をつけないといけませんね。 服用時間の目安 ・食前→食事の約30分前に服用する ・食後→食事を終えてから約30分以内に服用する ・食直後→食事を終えてからすぐに服用する ・食間→胃や小腸に食べ物がほとんどない、食後約2時間前後に服用する ・時間間隔→薬物の血中濃度を一定以上に維持する必要がある場合で、一定時間ごとに服用する ・就寝前→就寝前に服用する 服用を忘れてしまったら? もし、お薬を飲むのを忘れたらすぐに服用して次に服用する時間をずらして元のペースに戻すように調整しましょう。 最後に ものによっては、お薬を飲む時間って詳しく分からないことがわからない事があると思います。 そういう場合は、ご自身で考えず病院や薬局で聞いてみるのも手だと思います。 お薬は用量、用法を守って正しく使いましょうね(^-^) この記事を書いた人 歯科衛生士 岡林 美有 MIYU OKABAYASHI