お花 Floss or Die(フロスか死か!) 2016.04.21 さかなか歯科 こんにちは、歯科衛生士の武永です 今日は久しぶりに雨の一日で、少し肌寒かったですね みなさんはタイトルに書いてある「Floss or Die」という言葉を聞いたことはありますか? 直訳するとタイトルの通りなのですが、これはつまり 「デンタルフロス(糸ようじ)や歯ブラシを使って、口の中のお手入れを毎日きちんとやりますか?それとも、歯周病になって命をおびやかす別の病気にもかかり、寿命を縮めて死にますか?」という意味です 歯周病が進行するとさまざまな全身の病気を引き起こすことがあります 歯周病がリスクファクターになる主な全身疾患として、 糖尿病、冠状動脈系心疾患、骨粗しょう症、低体重児出産などがあります。 なかでも冠状動脈系心疾患の狭心症や心筋梗塞は突然死を招くことから、 アメリカの歯周病学会が「Floss or Die」というスローガンを発表し、 歯周病予防への関心を高めてもらおうとしたんですね アメリカでは心疾患が死亡原因の第一位を占めています 日本では、第一位ががん、二位が心疾患、三位が脳血管疾患です。 日本人ももっと関心を持つべきですよね ただ、これらの予防として、生活習慣、特に食事や運動、喫煙についてはよく取り上げられますが、歯周病から疾患が引き起こされるということはあまり耳にすることはありません このスローガンが発表されたのは1997年で、 約20年も前から言われています 今や、歯科の先進国である北欧やアメリカではフロスをするのは当たり前 むし歯や歯周病が引き起こされやすい歯と歯の間は歯ブラシのみではお掃除できていません。 みなさんはフロスまでしっかり使用できていますか? タイトルの、このメッセージの背景には 「口の中の健康は全身の健康に通じる」という考え方があるんですね いつまでも健康に過ごせるようにしっかり予防していきましょう 最後に、今週のお花です こちらが受付 こちらが個室のものです。 今週もキレイなお花で、癒されますよね この記事を書いた人 公式 -Official- さかなか歯科