さかなか歯科|堺市北区北花田の親子で通える歯医者さん(小児歯科・予防歯科・審美歯科・インプラント)

スタッフブログ

歯のマメ知識

効果的に虫歯や歯周病を予防しましょう

早川 由香利

みなさんこんにちは☀️

堺市 北区 北花田

さかなか歯科 歯科助手の早川です。

暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

これからが夏本番です🍉      

熱中症など体調には十分注意して、夏を過ごしましょう!

さて、今回は普段の生活から虫歯や歯周病の予防についてお話します。

一度虫歯になった歯はもとに戻ることはなく、虫歯になった部分を削る処置を行わなければなりません。

そのことからも、虫歯にならないように予防することが大切であると考えられるようになり、予防歯科の重要性がうたわれるようになりました。そこで今回は、虫歯予防のために普段の生活から気を付けることについてご紹介しましょう。

歯みがきによる予防

虫歯にならないようにするためには、毎日のセルフケアが重要となります。

歯垢(プラーク)が主な発症原因の虫歯や歯周病は、毎日正しい歯の磨きをすることで発生リスクを低く抑えることができます。

そのためには、歯磨きについての正しい知識を持つことが大切なのですが、意外と自己流で歯磨きをしている人は多いようです。

歯ブラシは定期的な交換を

歯ブラシは毛先が開くと、歯にきちんと当たりにくくなり、効果は激減します。歯ブラシは1か月に1本を目安に交換しましょう。

歯垢を残さないために揃えておきたい歯磨きアイテム

歯と歯の間の歯垢は、歯ブラシでは完全に取り除くことは出来ません。

歯間の清掃には、歯間ブラシという専用のブラシを使います。

歯間の広さによって歯間ブラシのサイズを選んで下さい。

歯間ブラシでは歯間部が狭くて入らない部分などにデンタルフロスを使用します。

ただし、使用方法によっては出血や炎症を起こす原因になります。

ご自身にあったアイテムを歯科衛生士の指導のもとご使用下さい。

食生活に気をつける

だらだら食べを避ける

時間を定めず、だらだらと食事する、または食事の回数が多ければ、多いほどに虫歯リスクは高まります。なぜならば、お口の中は通常時、中性から弱アルカリ性を保っていますが、食事を行うことで酸性へと変化し、歯の表面のエナメル質を溶かしてしまうことからも、虫歯になるリスクが高まります。これらのことからも、だらだらと食事することは避け、時間や間食の回数を定めましょう。

よく咬んで食事をする

また、唾液の分泌量が不十分であるとお口の中が乾き虫歯リスクも高まるために、食事の際にはよく咬んで食事を行い、唾液の分泌を促すことで虫歯リスクを軽減させることが大切となります。口がすぐ乾く、唾液の分泌量が少ないと感じる人や、高齢者の方はお口の中が乾燥しがちになるために、よく咬んで食事をすることを意識して、唾液を分泌させましょう。

フッ素塗布

再石灰化を促進する働きのあるフッ素を歯の表面に塗布することで、歯質を強化し虫歯を予防することができます。

さらにフッ素には「歯を溶かす原因となる酸」が作られるのを防ぐ働きや、抗菌作用もあり、口内環境に働きかけ虫歯菌の活動を抑えるという点でも、フッ素塗布が大変有効と考えられています。

フッ素塗布は小児歯科でおなじみですが、もちろん大人でも歯科医院での処置がを受けることが可能です。

また、市販のフッ素配合歯磨き粉や洗口液を日常のケアに取り入れることも効果的です。

普段の生活の中に定期健診を

「虫歯になったら歯医者さんを受診」するのではなく、普段の生活の中に定期健診を取り入れ、正しいブラッシング方法を身に着けていただきご自身のセルフケアの質を向上させることが重要です。虫歯を未然に防ぎましょう。

最後に

歯みがきで大切なのはまず自分に適した歯ブラシを選ぶことです。

口のサイズに合わないものや歯ぐきの状態に合わないものはかえって歯の状態を悪くすることがあります。 いろいろな歯ブラシを使って自分が一番使いやすいものを使用するか、歯科衛生士にご相談下さい。 歯が悪いと頭が痛くなったり、姿勢が悪くなったりするほかにいろいろな害があります。

早期治療を心がけましょう。

この記事を書いた人

受付

早川 由香利 YUKARI HAYAKAWA

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