歯のマメ知識 世界で最も患者数の多い病気 2020.09.28 植田 裕美子 みなさんこんにちは、助手の植田です! みなさんは「世界で最も患者数の多い病気」はご存知でしょうか? 正解は「歯周病」なんです😳! 2001年にギネスブックにも掲載されています。 日本人では、成人の80%がかかっているとも言われています。 歯周病はどんな病気? 歯周病は唾液感染する細菌によって引き起こされる感染症です。 歯と歯茎の間にへばりついた細菌が歯肉の細胞にまで入り込み、歯茎が炎症を起こして腫れたり出血が始まったりします。これが歯周病の第一段階の「歯肉炎」です。 歯肉炎がひどくなると病名が「歯周炎」に変わります。歯周炎は歯肉だけでなく、歯を支えている骨が溶け始めた状態です。出血だけでなく、歯肉の変色、口のねばつき、歯がぐらつく、歯茎が下がるなどの症状があり、最終的には歯が抜けてしまいます。 歯を失う原因第一位! 歯を失う原因の第一位は虫歯ではなく歯周病なんです!それくらい、歯周病は身近で怖い病気ということです😳 また、歯周病の害は口の中だけではなく、認知症や糖尿病、動脈硬化などの原因にもなるなど全身に及ぶということが近年明らかになっています。 歯周病にならないために まずは日頃からのお家でのメンテナンスが大切です。 ただ、毎日しっかり磨いてもそれだけではどうしても取りきれない歯垢がたまってしまいます。そのため、3ヶ月に一度程度、歯科医院で専門的なメンテナンスを受けることが理想的になります✨ さかなか歯科ではそういった予防歯科にも力を入れていますので、是非ご来院お待ちしております☺️✨ この記事を書いた人 歯科助手 TC リーダー 植田 裕美子 YUMIKO UEDA