歯のマメ知識 フッ素とシーラントでむし歯予防 2016.08.29 さかなか歯科 こんにちは、衛生士の武永です。 夏休みの間はいつも、たくさんのお子さんが検診に来られます この期間は小学生のお子さんをみることが多いので、夏休みに出かけたお話などが聞けるのがいつも楽しみなんです 今回の内容はお子さんの生えたての永久歯のむし歯予防 みなさん、6歳臼歯(第一大臼歯)ってご存知ですか? だいたい6歳頃から乳歯の奥に生え始める永久歯のことですよね 6歳臼歯は、永久歯の中でも噛む力が一番強く、今後の歯並びにも大きく関係する、とても大事な歯です しかし、永久歯の中で一番むし歯になりやすい歯なので、生えてきたらすぐに予防することが大切です 〜生えてきたばかりの永久歯にはフッ素塗布を〜 生えてきたばかりの永久歯は石灰化が不十分で、酸に対する抵抗力がしっかりつくまでは2〜3年かかります。 その間は特に、歯面にフッ素を塗布して歯の表面のエナメル質を硬く、強くしていきましょう 〜「シーラント」で、噛み合わせの虫歯予防を〜 奥歯の噛み合わせの深い溝には樹脂のような材料でふさぎ、むし歯予防する方法があります 奥歯の溝にはプラークが溜まりやすいので、シーラントを行うことで、細菌の入り込む隙間をうめられるんですね 小学生のうちに、永久歯にむし歯を作ってしまうのはとてももったいないことです 生えたばかりの、健康で綺麗な歯をいつまでも維持できるように予防していけたらいいですね 予防処置をした後も定期的に検診を行うことがとてもたいせつです この記事を書いた人 公式 -Official- さかなか歯科